【Windows11非対応PCの活用術】アップグレード断念!だけどUbuntu+Jellyfinで家庭用メディアサーバに再生

Ubuntuでメディアサーバーに! PC
Ubuntuでメディアサーバーに!

こんにちは、ガジェット系ブロガーに憧れるイフリトです。

今回は、私が長年使ってきた愛機がWindows 11非対応だったことをきっかけに、PCを“第二の人生”へと生まれ変わらせるまでの記録をお届けします。


■ Windows 11アップグレードに立ちはだかる壁

先日「PC正常性チェック」ツールで調べたところ、私の愛機は見事にWindows 11の要件を満たしていませんでした

  • CPU:Intel Core i7-7700K(第7世代)→非対応
  • TPM:なし or 無効
  • マザーボード:古すぎてTPM 2.0に非対応

「よし、じゃあパーツ換装だ!」とAmazonと中古パーツ市場を漁ったところ…

■ CPU+マザーボードの最低構成でも5万円超え

  • 中古の第8世代CPU(Core i5-8500など):約1.5万〜2万円
  • Z370/Z390マザーボード:1.5万〜2万円
  • メモリ規格も違うのでDDR4メモリも買い足し必要(約1万円)

つまり、最低でも5万円ほどの出費が必要だと判明。


■ 妻への交渉:あえなく撃沈

私は、淡い期待を胸に妻に交渉しました。

「ちょっと相談があるんだけど、PCをWindows 11にするにはね…(略)」

ところが返ってきたのは一言。

そのPCで何するの?理由がないなら無駄遣いじゃない?

ぐうの音も出ませんでした。

さらに追い打ちをかけるように、小遣いはAWSクラウドプラクティショナーの教材に消えたばかり。次の支給は9月予定…。これは完全に詰みです。


■ 愛着のあるPCを手放せない気持ち

このPC、実は独身時代からずっと使っていたもので、カスタムしてきた思い出がたくさん詰まっています。

ゲームも、ブログも、転職活動の履歴書も、このPCで作った。
「引退」させるのはあまりにも惜しい…。


■ 救世主「Ubuntu」×「Jellyfin」で再活用の道が!

そんなとき、ふと目に入ったのが「Ubuntu(ウブントゥ)」という軽量Linux OSの存在。そして、そこから派生して調べていたら見つかったのが…

Jellyfin:無料・オープンソースの家庭用メディアサーバアプリ

これだ!

  • 写真や動画、音楽をローカルで一括管理
  • スマホやテレビ、Fire Stickからもストリーミング再生可
  • WebブラウザからアクセスできるNetflix風インターフェース
  • 古いPCでも快適に動作!

■ Googleフォトの容量上限問題も解決!

実は、最近Googleフォトの無料15GBがもう限界でした。子どもの写真や動画が溜まりに溜まり、警告が何度も表示される状態。

Jellyfinなら、自宅NASのように写真や動画を自分で保管・ストリーミング管理できる!
これはまさに“時代の要請”です。


■ 次回予告:Ubuntu導入から始めるメディアサーバ構築

というわけで次回は、以下のテーマで記事を書きます!

「古いWindows非対応PCにUbuntuをインストールし、Jellyfinでメディアサーバ化する方法」

  • Ubuntuのインストール手順(初心者向け)
  • 必要な周辺設定(日本語・ネット接続・Sambaなど)
  • Jellyfinの導入方法とスマホ連携
  • 便利すぎる写真・動画ストリーミング環境の構築方法

■ おわりに

「Windows 11にアップグレードできないからこのPCはもう終わり」なんてことはありません。愛着のあるマシンを、別の形で活かす方法はいくらでもあります。

お金をかけずに、使える資産を最大限活かす。

それこそが、ガジェット好きの知恵と工夫の見せどころですね。


次回の「Ubuntu×Jellyfin編」もぜひお楽しみに!
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